にゃるだす ぼんやりしてます

正社員・FX・農作業・イラストで空回りする日々を書いています

父親の転院 ながい、ながい一日

いまさら12月20日月曜日の日記
父親が T病院→U病院に転院した


朝7時、家から出て、8時に付近にいたら
着信
「機嫌が悪くて、まだ歯磨きも着替えもしてないんですよ
 早めに来て娘さんから言ってもらえませんか
 着いたら2Fに上がってきてください」



行くと、父親が車いすのまま寝ている。


車椅子に乗った、周りのお年寄りが、
微動だに反応が無くて
むっちゃ怖いww


起こすと着替え始めてくれましたが、
着替えがむつかしくなってくると
「お母さん、おかあさーん」と母の事を呼び出した。




なんとか用意してくれて、U病院に着くと
Σ(´∀`;)介護タクシー代が13160円!!!!





やっと転院手続きと思ったら
「入院前検査」をやりはじめ


「心臓の周りに水が溜まっていますので
 取り除くべきか、C病院に行って診察を受けてきてください」


Σ( ̄ロ ̄lll)わ、わかりました。


C病院への手配をしている先生が、
父親の腹の上に、高額な医療機器を載せたまま
後ろ向いて話をしていて
こっちは、父親が動き出したらどうしようかと、
冷や冷やですよ。




C病院は救急で、待ち時間が1時間半( ノД`)シクシク…


病院といえど、ここまで高齢で動けなくて痴呆症だと
バリアフリーではないと感じました。


セルフの血圧計に腕が入らないし


待つときに居場所が無くて、壁際に放置だし。




尿検査に至っては、マジ困りました。


私、まったく介護をやったことないし、
子供もいないからオムツわからないし、


いやでも看護師に頼らずやらねば・・・と
根性があっても、
そもそもオムツの替え持ってないし。
(病院では、持ち物管理が大変なので病院支給を使います)


尿取り失敗した時の着替えも無いし。


「車いす用のトイレがあります」と言われたけど、
赤ちゃんみたいに横にならないと
ムリなんじゃ????


内心、困った・・・と思っていたら
美しい女医さんが「私がやりますから」と
管を通しての尿採取をしてくださり助かりました(^人^)







看護師さんが聞き取りに来て
失語症の父親から聞き取れないのですが
「お金」を聞き取って、その後の雰囲気から
「お金が心配」と察してくれた


「大丈夫よえ」とケラケラ看護師さんと私が笑ったら
父親も笑っている風で、ひさびさに見たきがする。


その後が大変だった(;´Д`)


「5000円だせ」と言い出し、
どうやら先生に渡したいらしく、


「いらないって、大丈夫」


納得して、数分すると
「5000円、1万、3万」とか言い出し、
「これじゃ少ないか、10万」とか言い出すしまつ。


それでもなんとか誤魔化し、誤魔化し診療を終え、
U病院へ戻る


介護タクシー 往復12000円(´;ω;`)ウッ…





さて、U病院は、神経科専門病院で
「せん妄」の改善の為に、お薬の調整をしてもらいます。


私、けっこう「脳」の話が好きで、先生の話に興味津々です。


「せん妄」とか「怒鳴る」とか、痴呆症にありがちな症状は
薬の影響でおこる部分もあるらしく、
お薬の除けても大丈夫なものは除けていくらしい。


先生「血液検査でマグネシウムが多かったので
   ××という薬を外します」


(;'∀')「あの・・変な事を言うようですが、
    私、亜鉛不足で、
    母親も味覚がおかしくなったりしたので
    亜鉛を取らしたら治りまして、
    ということは父親も亜鉛不足と思うのですが・・・」


先生「亜鉛も脳機能に影響がありますよ
   かといって、亜鉛を摂らしても
   なかなか数値(標準値)にならないんですよね」


(;´Д`)「そうなんですよ!私も検査してみたけど、
     ほとんど上がらないんですよね!」



私にはワクワクのお話タイムでした。





手続きの為に、病室の階に上がったのですが、
「くつろぎの共有スペース?」は
ガラスで仕切られ監視カメラあり、


契約書を書いていく途中で
「お手紙の料金一覧表です」と紙を貰った。


わざわざ「お手紙」(診断書や、労災申告用など)の
料金表をもらうのは初めてだ。


見たら「警察」「公安」「裁判所」など
見慣れぬ「お手紙の提出先」が載っていて
ここは、ちょっと違うところなんだなと実感(;'∀')




担当「手紙のやりとりは自由ですが・・」と説明があり、


('_')手紙・・・の説明なんて初めて・・・・


担当「ハガキは自由ですが、封書は開けさせていただきます
   以前、麻薬のやりとりの事例が他県であったので」


Σ(´∀`;)おお、ここは別世界ww




ボソボソと小声で説明している係の女性も、
あきらかに左手がタバコの焼き傷。


きっと何かを乗り越えてきたんだろうな・・・・







ここの病院は「お買い物デー」があって
売店で週2回、おやつを買って、みんなで食べるらしい。


('_')「ああ、そうか、みんな健常者だからね」


でもゼリーかプリンぐらいなら食べられるでしょうと
説得されて、お小遣いを出すことに。


なんと警備会社に委託して、
必要な時、お小遣い&日用品の買い出しをするらしい。


私もシャンプー・リンスや石鹼が無いので
(この類のものも病院でレンタルもしくは病院指定で不必要だった)
1万5000円預ける事にした。


私「みんな、いくらほど預けてますか?」


警備「1万、1万5000円、10万預ける人もいますよ」


私「10万!!!」


警備「最高で70万預ける人もいますよ」


私「70万!!!!!!」


無人になったロビーに響きます(笑)



売店を買い占めるつもりか(笑)


よく考えたら、遠く離れてて、必要品を買って持ってこれないとか
医療費も払いに来れなくて、使えるように入れてるのかも?
いやー普通の病院では見られない事見れておもしろいな






で、すべて完了したのが、夜7時!
朝の7時に出て、夜7時!!
帰宅したの8時過ぎ!
お昼ご飯も食べてません!


さすがに父親のお金から
2万円いただきました!


だって、金曜の面会、月曜の転院、
休んだ上に、残業して稼げたであろう機会損失!


ま、ただの、こじつけですけどね。


LINEで父親の転院の話を送っても
既読スルーの弟への腹いせです。